他人に状況説明をするのに手軽な方法がほしい

キー入力の内容が表示されながらスクリーン録画されているgifって どうやって作られているのだろうと思ったので調べた。

参考:

キー入力に KeyCastを使う

KeyCast

追記: 2015/03/14

最近出来たGitHub上で公開されてるアプリ。

見た目とかは KeyCastr (一文字違い)の Default に似た感じです。

こちらではパスワード欄への入力時や sudo 時に自動で 表示を停止する機能や AppleScriptからStart/Stopする機能が付いています。

その辺り、 KeyCastr よりも高機能で、 新しくてメンテされてるのでこれに移行しても良さげ。

ダウンロードはこちら

実際にこれを使ってみた動画が github に挙がっている。

動画で紹介されていないのでざっくりと説明。

まず Applications ディレクトリに入れて最初に起動した時、以下のようなダイアログが出るので 右側の Open System Preference をクリックしてシステム環境設定を開く。

最初に現れるダイアログ

KeyCast.appシステム環境設定 -> セキュリティとプライバシー -> プライバシー の中に存在するので、 ここでコンピュータの制御を許可する。

ダイアログで Open System Preference を選択するとこの画面になる。

再度 KeyCast.app を開くとメニューバー右上に KeyCast が現れる。 メニューから

  • 有効化/無効化
  • 表示されている文字の消去
  • 設定

などを行うことができる。

右上で KeyCast.app の制御を行う。

本体は初期状態では右下に現れる。 入力したキーが次々と表示され、スクロールしてゆく。 一番下が最新のもの。

入力キーが表示される。文字をドラッグすることで位置を変更できる。

設定ではキー表示を行うウィンドウサイズ、表示行数、文字の透明度、フォントの種類などが設定できる。

設定画面

それなりにシンプルなので使い方に迷うこともないでしょう。 開発が3年前くらいから止まっているのが気がかりだが、 githubに挙がっているので誰かが開発継続してくれることを期待。

Gifアニメーションでスクリーンを録画する

最終的に「LICEcap」

最終的に気に入ったのが「LICEcap」というフリーのアプリ。 先日ごりゅごさんもご自身のブログで紹介 されていました。

ちなみにGifのキャプチャは LICEcap を使っています。

LICEcap というのが定番らしい。これをインストールして使ってみる。

ダウンロードは以下

ライセンスに同意することが求められるのでよく読んで同意する。

GNU General Public License なのでそちらを検索してもらってもよい。

macOS のバージョンによっては、 起動すると お使いのMac用に最適化されていません といったようなダイアログが表示されることがある。

警告はされるが現状動くのでアップデートを待ちつつ使おう。 起動するとこのようなウィンドウの枠が現れる。 この枠の中が録画されて gif アニメーションになる。

背景が透明なウィンドウ

ウィンドウ右下のダイアログで

  • FPS
  • width
  • height

の設定ができる。 width , height に関してはウィンドウサイズを操作することによる変更も可能。

ウィンドウ左下の Record で録画開始、 Stop で終了する。 録画中 は RecordPause になるので途中で中断する事もできる。

Record を押すとファイル保存用ダイアログが出てくる。

ここで

  • 先頭にタイトルを入れる
  • 秒数を表示する
  • マウスクリックで丸を描画

等の設定ができる。

この組み合わせでこんな感じのものができあがる。

動作検証中のサンプル