Live 9 と Live 10 の各種ファイルの混在を防ぐ

Live 9 のライブセットをLive 10で開き、保存しようとすると別名保存しなければならなくなる。

共用のディレクトリを利用するとMax for Liveやプリセットなども混在することになるので、 各バージョン毎に別のディレクトリに保存するように設定する。

Live 9、Live 10 共にライブラリの場所を変更する

Live -> Preference -> Library

タブでライブラリの場所を変更できる。規定値は

~/Music/Ableton/User Library

~/Music/Ableton/Factory Packs

となっている。

これを変更する。

  1. Live を全て終了させる。
  2. Ableton ディレクトリ以下に 910 というディレクトリを作成する
  3. Ableton ディレクトリ下に存在する Live 9 用のファイルを全て 9 ディレクトリ内に移動する
  4. 9 ディレクトリから必要なディレクトリを 10 ディレクトリにコピーする
  5. Live 9、Live 10 それぞれでディレクトリの場所を変更する

ディレクトリ構成

Live 9 のライブラリ設定

Live 10 のライブラリ設定

注意点として、 User Library を指定する場合は User Library が含まれているディレクトリを指定する。 指定したディレクトリ直下に User Library ディレクトリが作成されてしまう。

User Library が含まれるディレクトリを指定する