Max for Live: 値の初期化

created
2017-04-02
last change
2017-06-17 00:26:49 +0000

初期化が行われるタイミング

Max for Live において初期化が行われるタイミングはいつだろう。

Liveセットを開いた時・・・は、初期化ではなく前回のパラメータが読み込まれるのが望ましい。 初期値が設定されてしまうのはマズい。

となると、デバイスをトラックにインストールした時となる。

Initial Enable インスペクタ

参考

Setting an initial state for a Live UI object

  • Select the Max for Live UI object and click the Inspector button in the Patcher toolbar to show the object’s Inspector.
  • Click the Parameter tab at the top of the inspector window to show the Parameter attributes.
  • Ensure that Parameter Mode Enable is checked. (It will be turned on by default for all Live UI objects that store values.)
  • Enter a floating-point value for the Initial Value attribute.

これ古い。

利用できるのはUIオブジェクトとpattr。

まずは Parameter Mode Enable にチェックをいれ、 Parameter インスペクタ内の Initial Enable をチェックすると初期化が有効になる。

Initial Enable インスペクタのすぐ下、Initial に初期値を入力する。

Max UIオブジェクトとMax for Live UIオブジェクトで例を示した。 こうみるとMax for Live側の Parameter インスペクタ色々設定できるのが分かる。

なにを行うパラメータなのか全然わからないが。

----------begin_max5_patcher----------
340.3ocwRssaBCCC84zuhJ+b2DsiAa6WAgpRAOHn1jJmzJPn9uubq.aiIwjF
ZujVe7w1GcrOlvfJ0dTCouktHkwNlvXdHG.KFyfF99U0bsmFH6ZpPBxBo54j
j2fWjYQ9xwjpNSMZLGZwv..HKEp3xMP5xHEaMBokju24QvVtY0VgbSIgqLgR
yml+3jrzYEt2mm3dKrHm5SKmrxvfTIJ4U03ksyNifR7CoHhJV6EspZ2C4uNp
Xs4PnV3DBuGWWxMFRT0Yvy+oidTzjbVQcGpdeDdD+RsUqja9Q65SL0aUj41n
N5uOckbBovH30e2TtFqnSO4jq9ER8BsXrKg7CIIm+3eGRx9ititCGQEubGug
l++cCcqGP+9qmaak6cPf211ijVnjd46jtciuSQtv4Y9PgLD5mFPnq+A9dKE3
jcmYrKrNJH78ylBgRUqQR1IhRwN4gjO.OZCLYC
-----------end_max5_patcher-----------

本当に初期値が入るのか実験してみた。

number について

左から

  1. Initial Enable 無効
  2. Initial Enable 有効、初期値 100

デバイスについて

左から

  1. Initial Enable を有効にする前にロードしていたもの
  2. Initial Enable 有効後にロードしたもの

初期値が設定されているのが確認できた。

初期値と保存されたパラメータ

初期値が設定された状態から値を変更して保存、再読み込みを試みる。

値を変更して保存。

再読み込み。

初期値ではなく変更した値が優先される。予想どおりかつ利用しやすい挙動。

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